治療報告第4回目です。今回は叢生の治療において、早期に大臼歯の後方移動を行い、(ペンデュラムアプライアンスにて)、非抜歯にて歯列の整直を行う治療法のご紹介です。
初診時 10歳10ヵ月(小学5年生) 女性
主訴 左上犬歯唇側転位(八重歯)
ペンデュラムアプライアンスを用いて大臼歯の後方移動を行って治療をした方の治療ステップです。最終的に非抜歯にて上顎歯列の整直が完了できました。
パノラマX線写真での経過です。上段は治療前。中段は上顎第1大臼歯の後方移動終了時で、歯体移動(平行移動)していることが確認できます。下段は非抜歯で全ての上顎歯列が整直された状態です。